みんな家族
我が家はシベリアンハスキー4頭と一緒に保護猫達が生活をしています。
ハスキー達と猫達は仲良しです。
種族を超えて家族です。
この地球上の生き物全てがお互いに思いやりを持って接して行けば種族を超えて家族になれるのではないかなぁと思っている私です。
その思いやりを持たなければいけないのは人間なのですが。
人間以外の生き物はみんなエゴが無く、思いやりを持って生きていると思います。

保護猫SHIROH(シャイロ)
SHIROH(シャイロ)は茶トラの雄猫です。
ある日突然我が家に訪れて家族の一員になりました。
SHIROH(シャイロ)は、店の縁の下の雨風がしのげる場所でくつろいでいました。
前足の爪がはがれていて出血をしていた時に病院で猫エイズに掛かっている事が分かりました。
猫エイズ成猫は里親さんも見つからないだろうと我が家の一員になった猫です。
通常、猫エイズの子は他の猫とケンカをして感染させてしまう原因にになるので隔離するのだそうです。
でも、我が家の子供達は争いはせずに順番に次にやって来る子の面倒を見ている気がします。
例えばMAX(マックス)が舐めて育てたTOWA(トワ)は後から来たKEN(ケン)トイレや水飲みをハスキー達に邪魔されない様に後ろに付いていてあげてよく面倒を見ていました。
これはMAX(マックス)から自然に教わった事なのだと思います。
そして、今度はKEN(ケン)がSHIROH(シャイロ)をよく見てくれています。
甘えん坊で穏やかな子達はケンカもせずにのんびり仲良く暮らしてくれています。
SHIROH(シャイロ)の面倒は猫達に任せる事にしました。

神様からの贈り物
SHIROH(シャイロ)の意味は、「神様からの贈り物」です。
何処からやって来たか分からない不思議な猫。
「神様からの贈り物」=SHIROH(シャイロ)と名付けました。

茶ハス
SHIROH(シャイロ)は、ハスキー達とも仲良しです。
家に帰って来ると、真っ先に駆け寄って行きます。
MAYA(マヤ)の様な毛色のハスキーをレッドホワイト又は茶色のハスキーと言う事から茶ハスと呼ぶのですが、SHIROH(シャイロ)がハスキー達に混じっている姿はまるで小さな茶ハスです。

恩返し
NEO(ネオ)はSHIROH(シャイロ)を食べてしまいたい位可愛いらしく、口の中に入れてしまいます。
でも、その愛情表現を嫌がりもせずに喜んでいるSHIROH(シャイロ)です。

NEO(ネオ)も自分がみんなに優しくしてもらった事を覚えていて後から来た子の面倒を見ています。
彼の場合、見ているつもりの場合もあるのですが。
我が家に来た子達はみんなそうやって自分がしてもらった事を次の子にしてあげる事がルールの様です。
そこには私の介入はありません。
自分がしてもらった事をちゃんと誰かにしてあげる事。
それは、一種の恩返しだと思います。
自分がしてもらった事を活かして誰かの為になっているからです。
表現方法は異なりますが、みんな順番に自分の役割を果たし、恩返しをしています。
そして、家族になって行きます。
家族とは血縁関係だけではないのだと気付かされます。
私自身がそうやって家族になって行く事を子供達から教わっています。
