今週のカード
今週は「13番」のカードが出ています。
まず、第一印象。
「13番」を見て何を感じましたか?
直感的に何を感じましたか?
第一印象を感じてみて下さい。

「13番」
このカードは名前を持ちません。
それは、「13」と言う数字同様に言葉に出して呼び出してはならない程恐ろしい存在だららです。
ヒトを無の方向に引き込む否定的エネルギーをこのカードから発散しているからです。
まだ肉片のこびり付いた骸骨が大きなカマを持って真っ黒な泥の中を探っています。
骸骨の目は無くなって居て見えません。
手探りで作業しています。
手探りで全てを刈り取っているのです。
苦しい時、先が見えないトンネルの中に居る様な気持ちになると先が見えなくて不安になります。
もうこの暗闇から抜け出せないのではないかと言う恐怖に駆られます。
でも、明けない夜が無い様にトンネルからも暗闇からもいつか抜け出す事が出来るのです。
死は終わりではありません。
新しい始まりを表します。
それは、死を経験しなければ再生は無いからです。
「13番」のカードは「終わり」だけを表すのではなく「新たな始まり」「幕開け」を表しています。
「一瞬先は闇」と考えるのか「一瞬先は光」と考えるのかは自分次第。
ヒトは、乗り越えられない壁は無いと言います。
乗り越えられない壁は無いのだそうです。
それは、そのヒトそのヒトで乗り越えられる壁の大きさも高さも異なります。
乗り越えられるから目の前に立ちはだかる壁であってその壁は自分自身がチャレンジする為に用意した壁だとも言います。
最初からチャレンジする事も無いモノに対しては壁は無いのだそうです。
例えば今の私がオリンピック選手を目指すとか、パリコレのモデルを目指すとかお医者様を目指す等の様にチャレンジする気の無い物事に対しては最初から壁は無いそうです。
自分が成長したい、自分が一つ大人になりたいと願うからその夢を叶える為に壁が用意されてそれに挑むのがヒトと言うモノなのです。
そう考えると「13番」のカードは怖い事ばかりでも嫌な事ばかりでもないのです。
そもそもタロットカードには良いカード悪いカードと言うモノは存在しないと私は思っています。
裏があれば表がある様に。
光があれば影がある様に。
良い事も悪い事も自分の捉え方次第で変わって行くものです。
全て刈り取って新しい方向へ向かう為に一度断捨離をしてみたり、やり方を変える為に一度白紙に戻したり新たなやり方に切り替えたりする時なのかもしれません。
潮時を見極めたり、方向転換する事も考えてみるのも一つです。
やり方や考え方を変えただけで物事が新しい方向に動き出します。
言葉や話すトーンを変えるだけでも変化は出て来ます。
下着や靴下等一番肌に近いモノを新調してみると身体がホッと包まれる様に優しい気持ちになれるかもしれません。
五感が感じる事に正直であって下さい。
スマホケースやアクセサリー、マスク等一番目の行く毎日使うモノを変えてみるのも好きなモノが目に写るので優しい気持ちになれそうです。

再確認
もう一度、「13番」のカードを見て下さい。
第一印象と同じですか?
それとも見方が変わっていますか?
「13番」は変容の時期。
蛇が脱皮する様にさなぎから蝶になる様に。
自分の殻を破ってみるのも良いと思いませんか。
