虹
「下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ」
(You’ll never find a rainbow if you’re looking down)
これは、「チャップリン」の名言の一つです。

チャップリン
「チャップリン」をご存知ですか?
「サー・チャールズ・スペンサー・チャップリン」は喜劇王と称されるイギリス出身の映画俳優、映画監督脚本家です。
山高帽に大きな靴、ちょび髭にステッキ姿と言えば彼を知らなくても一度は見た事があると思います。
「チャップリン」の子供時代は貧困と苦難に満ちており、救貧院に何度も収容される生活を送っていました。
家計を助ける為に様々な仕事もした様です。
スクリーンの中の「チャップリン」からは想像出来ません。
そんな「チャップリン」がこんな言葉も遺しています。
「私は雨の中を歩くのが好きです。
そうすれば、誰にも泣いているところを見られなくて済むから」
(I always like walking in the rain, so no one can see me crying)
本当に辛い時こそ空を見上げて誰にも涙を見せない強さ。
涙を隠して雨の中を歩き、いつの間にか雨は止んで虹が出ていたのかもしれません。
そして、その虹を見てまた頑張ろうと希望を持ったのかもしれません。
雨の後には虹が出て、晴れ間が見えて来ます。
涙の後には、必ず笑顔がやって来ます。

自分次第
人生は良い事ばかりではないし、悪い事ばかりではありません。
今の自分を作っているのは自分自身です。
今がどうではなく、これから先、どうなって行きたいかヴィジョンが明確であればある程未来は味方になります。
自分は貧しい家の子供だから何をやっても無理だと「チャップリン」が希望を捨ててしまっていたら人々を笑顔に誘う事は出来なかったと思います。
「〇〇だから無理!」「○○だから出来ない!」と自分に制限を掛けているのは他ならぬ自分自身です。
可能性の芽を摘んでしまっているのは自分なのです。
大切なのは自分がどうしたいか。
そもそも自分は何を目指しているのかを忘れない事。
「チャップリン」はヒトに笑いを与える仕事をしていました。
ヒトに笑顔と勇気と希望を与えました。
だから誰かの前で涙を見せたくなかったのでしょう。
私達ヒトは笑顔の日もあれば涙の日もあります。
喜劇王でさえそうやって泣くのです。
泣いても良いのです。
私達は泣きながら産まれて来ます。
だから、泣く事も大切なのです。
喜怒哀楽を出さなければいけないイキモノです。
泣いても良いから希望を捨てない事。
自分の最大の味方で自分の最大の応援をしてくれているのは自分自身だと言う事を忘れないで下さい。
