知識をくつがえす経験をしました。
アニマルコミュニケーションを初めて学んだ頃に、
「ネコは肩すかしがじょうずだからストレートに飼い主の気持ちを受け取って病気になることは少ない」
と聞いていました。
逆にイヌは、
「ネコに対して飼い主の感情をストレートに自分のことのように感じ取って病気になってしまうケースが多い」
と聞いていました。
経験が浅く、何の予備知識も持っていなかったその頃の私はそれこそこのことをストレートに受け止めていました。
でも、今回はそれそくつがえしてしまう経験をしました。

季節の変わり目にご注意ください。
先日、体調をくずしました。
友人から、「大切な人が亡くなった年は体調を崩しやすいから気を付けるように!」と忠告をいただいたすぐ後のことでした。
季節の変わり目は体調をくずしやすいです。
とくに大切な方を失った方はお大事になさってくださいね。
胃炎になってしまいました。
なんとなく身体がこわばっていて、指先に力が入りませんでした。
異変を感じて早めに横になりましたが、その晩にひどい胃痛に悩まされました。
翌日病院に行って検査を受けたのですが、胃炎になってしまいました。
もう少し遅かったら大変なことになっていたかもしれません。
点滴をして薬を処方されてしばらくは安静にすることになりました。
保護猫TOWAのエネルギー
薬を飲んでも横になっていてもなんとも良くなりません。
胃の辺りに手を当ててレイキを流しても今回はなかなか痛みが取れませんでした。
こういう時って人間も動物も同じイキモノなんだなぁと感じるのはじっとうずくまっていること。
動物の本能がそうさせるのでしょうか。
そんなことを考えている時に布団の中に誰かが入ってきました。
それはネコのTOWAでした。
TOWAは私が胃をおさえている手の隣に来てピッタリくっついて丸まっていました。
時々、胃をおさえている私の手をザラザラした舌でなめてくれて、目をつぶって丸くなってじっと寄り添ってくれていました。
温かい心地よいエネルギーにつつまれて私はこんこんと眠り続けました。
そして、どれくらいの時間が経ったのでしょう。
胃の痛みはまだありましたが、さっきよりも痛みが少なくなっていました。
隣にいたTOWAの姿はなく、どこかに行ってしまって姿は見えませんでした。

次の日に少し調子が良くなって起き上がれるようになり、その次の日にはほぼ通常生活に戻りつつありました。
ふと、TOWAを見るとお腹の毛がなくなっています。
他のネコたちはハゲていないし、TOWA自体も昨日までハゲていなかったのに!
あわてて病院に行って検査をしてもらいましたが、病気でも、ケガでも、ダニでも虫でもありませんでした。
「何か思い当たるふしはありませんか?」
と先生に聞かれた時、私の脳裏には先日のTOWAの取った行動が鮮明によみがえっていました。
原因は私だ…。
私の痛みをこの子は取ってくれていたんだ!!!
痛みの中でじっと隣にいてくれたTOWAがずっと話しかけてくれていたことを思い出したのです。
TOWAは、
「大丈夫」
「私がついているから」と話しかけてくれていました。

私はTOWAに「ありがとう」とお礼を言いました。
TOWAはいつものように知らん顔でしたが、
「元気になって良かったんじゃない?」
とすずしげな顔をしています。
TOWAは、保護されたお礼をいつかしようと思っていたようでした。
私が昔学んだ、
「ネコは肩すかしがじょうずだからストレートに飼い主の気持ちを受け取って病気になることは少ない」
は一般的なイヌとネコのひかくのお話だと思います。
でも、それはすべてのネコに当てはまるわけではないのだと今回改めて知らされました。
その子の性格や育った環境によってはワンコ以上に飼い主の気持ちを受け止めてしまう子もきっといると思います。
TOWAは無口でおとなしくてあまり自己主張をしてくるタイプではありません。
でも、彼女なりに私を心配して自分ができることを一生懸命して献身的にかんびょうしてくれたのだと思います。
ハゲてしまった部分は明かに私が痛かった箇所とかぶっています。
私たち飼い主ができること。
飼い主さんは大切なペットさんのために自分にはなにができるのだろう?と常に考えていると思います。
なにをしたら喜ぶか、ごはんはなにがよいのか、おいしいおやつはなにをあげようか、お手入れはどうしようとか、健康のためにはなにがよいのか…。
ペットさんがより快適に幸せであることを望んでいると思います。
でも、それ以上にしなければいけないのは「自己管理」
彼らにとって頼れるのは飼い主さんだけ。
なによりも私たち飼い主が健康で幸せであることが大切なのです。
TOWAに看病されて、うれしいかったし、ありがたかったけれど、あんな思いをもうさせてはいけないと反省しました。
そして、アニマルコミュニケーターとしても固定観念を持たずにもっと広い目で常識にとらわれずにその子の個性を大切にしていかなければいけないのだとしみじみ感じました。
すべてのイキモノは「感情」を持っています。
生きている動物すべてに言えるある程度の統計はあるけれど、それがすべてではなく、個体差があり、決めつけてしまうことは非常に危険で非常にもったいないということです。
自分の感覚は本当に大切だと思いました。
保護猫のTOWAのくわしいお話は次回に続きます!

アニマルコミュニケーションします。
あなたもあなたのペットさんが何を思い、何を考えているのか知りたいと思いませんか?
アニマルコミュニケーションいたします。
ご興味ある方はご連絡くださいね!
お待ちしています!
