あいさつをしましょう。
あいさつなんてしていますよって思うかもしれません。
でも、あいさつって案外奥が深いんです。
私が社会人になった頃のことです。
会社の新人教育や朝礼の時にこぞって上司が伝えていたことのひとつがこの「あいさつ」の話でした。
私の亡父もまるで自分が考え出した言葉のようによく使っていました。
と、今ではなつかしい思い出になってしまいましたが。
あいさつの
「あ」は明るく!
あいさつの
「い」はいつも!
あいさつの
「さ」は先に!または、さわやかに!(人によって異なりました。)
あいさつの
「つ」は常に!
と、
そして、
「あいさつ」は「愛」です。
「あいさつ」は奥が深いのです。
自分に「おはよう!」
あいさつはまずは自分にしましょう。
朝起きて顔を洗う時に鏡に映る自分に出会います。
「おはよう!」
元気に明るくあいさつしてみてください。
まずは、自分自身にさわやかにあいさつをすることです。
昨日イヤなことがあったとしても、今日はなんだか乗り気でなくても、
「おはよう。昨日はイヤなことあったけれど、今日は笑顔で良い一日にしようね!」
と自分を元気にするのは自分自身です。
お天道さまにあいさつ!
もしも、仕事場で無視されても、路端で出会った誰かの返事が返って来なかったとしても。
だからと言って腹を立ててあいさつをしないのはどうなのでしょうか。
あいさつは返事が返って来ないからしなくても良いものではありません。
母親からは、
「お天道さまにあいさつをして『おはよう!』と言っても返事は来ないでしょう?お天道さまにするように誰にでも平等にするもの」
と教わりました。
だから、お天道さまにあいさつしているのと同じだと思うように自分からあいさつする心まで忘れてはいけないのです。
本当はお天道さまは誰にでも「おはよう!」ってお返事してくれるものなのですけれどね。
あいさつでたまのこし
ある女性のお話です。
彼女はどんなに自分が悲しくて辛い時でも、体調が悪い時でも笑顔であいさつを心掛けている方でした。
自分が体調が悪いことも辛いこともそれは自分自身の問題で、相手にはまったく関係ないことなのだと思っていたからです。
彼女の笑顔は周りの人を笑顔にして、元気や勇気を与えていました。
彼女に会うとなんだか元気がもらえる!のだそうです。
その女性は、その明るい笑顔とあいさつが見初められて「たまのこし」に乗って幸せになりました。
きっと、その笑顔で家族を幸せにしていることでしょう。
あいさつは信頼の入り口
あいさつのできない人は信用できないと言われたりしています。
コロナで弱っているこんな時だからこそ、
自粛が解除した今だからこそ、
明るい笑顔であいさつをしてみませんか?
あなたの笑顔で元気になる人はきっといますよ!
