タロットのお話
今回は、カードと仲良くなる事で読みは深くなる事についてのお話をします。
タロットはカードです。
でも、それぞれのカードには人格があります。
人間関係も初対面だと緊張しますが気心が知れて来ると仲良くなれます。
それはタロットカードにも同じ事が言えるのです。
友達と仲良くする時に信頼関係を深めて行くのと同じ様にタロットカードとも信頼関係を深めて行く事でより一層読みが深くあります。
まずは、信頼関係を築いて行く事が大切になります。
タロットカードの儀式
では、信頼関係とはどうやって築くのでしょう。
初めてタロットカードが手元にやって来た日は、まず全部のカードに触れてあげる事。
そして、一人一人とちゃんと対面して自分がリーダー(タロットカードを読み解くヒト)だと言う事を伝えます。
そして、綺麗な布に包んであげて一晩枕元等に置いて一緒に眠ります。
この儀式を行う事でタロットカードが持ち主であるリーダーを認識します。
まずここから始めてみましょう。
タロットカードの枚数
タロットカードは全部で78枚あります。
その中で大アルカナと言われるカードの仲間と小アルカナと言われるカードの仲間があります。
大アルカナは22枚。
小アルカナは56枚。
の構成になっています。
大アルカナだけでも占う事が出来ます。
もっと深く学んで行くと小アルカナだけでも占う事も出来ます。
親友
78枚の意味を全部暗記して、それからスプレット(タロットカードの展開方法)を覚えて、そこからでないとタロット占いって出来ないの?と思う方は多いかもしれません。
そう考えると気が遠くなる話で「自分には無理!」と諦めてしまうヒトが多い占いのひとつです。
でも、「無理!」って諦めたあなたもこれからタロットを学びたいと思い始めていあなたも「タロットを知って良かった!」って思えるようになって欲しいなぁと思っています。
タロットカードは暗記するものではありません。
勿論、基本的な事は頭の中に入れておいた方が良いとは思います。
それは、どの占いにも共通して言える事ではないでしょうか。
そして、知っておいて欲しい事は、タロットカードは「仲良くなる!友達になる!仲間になる!」ものなのです。
例えばお友達を作る時にその子の名前、住所、電話番号、得意分野、苦手分野等きちんと知ってからじゃないとお友達になれない訳ではありません。
話しているうちに打ち解けて行くものなのではないでしょうか。
それと同じ事がタロットカードにも言えるのです。
手に取る事でコミュニケーションになります。
カードを1枚1枚手に取って見て感じる事から始めて下さい。
一度仲良くなったタロットカードはずっと親友です。
同志です。
裏切る事はありません。
自分次第でタロットカードはどんどん信頼関係を結べます。
どれだけ自分がこの仲間の中でリーダーとしてカード達を信じてまとめて行けるかです。
それによってみんなが協力しあって無限大の力を発揮することが出来るのです。
タロットカードは力強い味方。
それを知っているか知らないか、信頼関係があるか否かで。力の発揮具合が変わって来ます。
タロットの御法度
占い全般に言える事かもしれませんが占いを始めタロットにはご法度があります。
やってはいけないお約束です。
それは、
ヒトの死期を占う事
ヒトを疑う事(犯人捜し等)を占う事
ヒトをだます事に占う事
です。
占いは、ヒトを幸せに導くアイテムです。
疑ったりおとしいれたりする事に占いを使ってはいけないです。
勿論、占えない訳ではないとは思います。
でも、それを一度でもしてしまえば自分自身もカードもそういう占いしか出来なくなります。
タロットカードはあくまでもタロットリーダーの手助けをするので良い方向にも悪い方向に行くのもタロットリーダー次第なのです。
占いはヒトの為になるアイテムです。
薬にもなるし毒にもなる事を心得て下さい。
タロットと共に人生と言う旅を楽しんで行きましょう。