アニマルコミュニケーション

アニマルコミュニケーション〜ハチワレ保護猫TOWAのお話〜

我が家には3匹の保護猫がいます。

前回、TOWAの恩返しのお話をしました。

アニマルコミュニケーション〜ネコの恩返し〜知識をくつがえす経験をしました。 アニマルコミュニケーションを初めて学んだ頃に、 「ネコは肩すかしがじょうずだからストレートに飼...

今回はハチワレ猫TOWAのお話です。

ハチワレってなに?

TOWA(トワ)は「ハチワレ」の白黒の女の子の猫です。

「ハチワレ」とは「八割れ」「鉢割れ」と書き、ネコやイヌの被毛の種類のことをいいます。

顔面の毛が鼻筋を境にして「八」の字形に2色に分かれていることをいいます。

漢字の「八」のように見えることから「八割れ」と言われたり、頭、頭蓋骨、カブトが割れる意味でもある「鉢割れ」からきているとも言われています。

「鉢割れ」の意味としては武士の時代には縁起が悪いという地方もあるそうですが、商家では「八」は末広がりで縁起がよいとされているのだそうです。

現在では「八」の縁起が良い方の考え方の方が多いみたいです。

迷子の仔ネコ

TOWAは保護猫です。

我が家のMAYAとMAXが見つけた小さな小さな仔ネコでした。

お散歩の時に通る道沿いの大きな空き地。

草の間からひょっこり顔を出してきたのが出会いでした。

その時には、お母さんネコがご飯を運んでくれるのを待っているのだと思っていました。

それで、

「お母さん来るの待っていてエライね!」

と言って通り過ぎていました。

そんな日が何日か過ぎて。

毎日毎日その草間から顔を出すやせた仔ネコに疑問をいだきはじめました。

毎日毎日同じ時間にたったひとりでここにいるのはおかしい。

その日のお散歩の時にも同じ時間に仔ネコは顔を出しました。

帰りに探してみよう!そう思って急いでその場所に戻りましたが仔ネコはもうそこにはいませんでした。

あきらめて帰ろうとしたその時!

私たちの真後ろで大きな声で「ニャ〜!!!」と鳴き声が聞こえました。

振り返った道のど真ん中にその仔ネコは座ってどこから出しているのかと思うような大きな声で私を呼び止めました。

それは私たちを引き止める「待って!行かないで!」「私、ここにいる!」の声でした。

ありったけの勇気とありったけの力をふりしぼった声でした。

私は、やせっぽちの小さな仔ネコをかかえて帰宅しました。

ネコなんて飼ったことがありません。

子供の頃からネコはあちこちでフンをするとか、あちこちで子供を産んでしまうとか、夜中に赤ん坊の鳴き声のような声で泣き叫ぶ不吉な予言などの象徴としてテレビのドラマの題材にされていたこと、子供の頃にかまれたこと…。

私にはそのくらいしか知識がありませんでした。

脳裏にそういったことがグルグルと回っていましたが、私はその仔ネコをかかえて走って家に帰りました。

その日は、目に見えるケガなどはなさそうだったので、ご飯とお水をあげて次の日に病院に連れて行きました。

たったひとりで生きていた仔ネコ

「この子よく生きていたね。もう少しあとだったら危なかったよ」

と先生が言いました。

きっと、限界を感じて勇気をふりしぼって私たちの前に姿を出したのでしょう。

「空き地でひとりで泥水や虫の死がいを食べて生きていたんだと思うよ」

仔ネコのはじめての💩はアスファルトのような真っ黒いドロのまじったものでした。

その💩を見て私は心が痛み、そして、この子の生命力の力強さに感動しました。

里親さんを探そうかと思いつつ、実は病院に連れて行った時に、

「お名前は?」

と聞かれて、

「TOWAです」

と答えていました。

献身的なお父さんMAX

1.04キロしかなかった小さな命。

その小さな仔ネコをなめて大切にしている存在がいました。

それは、MAXでした。

こういう時は母性が目覚めたメス犬が子育てをすると聞きますが、我が家の場合には母性ならぬ父性が目覚めて世話をしていたのはMAXでした。

仔ネコもMAXに甘えてその姿は本当に親子のようでした。

MAXが大切に育てて守っている姿を見ているうちに、この子はMAXの子供の生まれ変わりなのではないかと思うようになった私はそのまま仔ネコを家族に迎えることにしました。

大きくなれないかもしれないと言われたTOWAですが、今では4キロと立派な体格になりました。

成長したTOWAは今ではあまりMAXに甘えるようなしぐさはしません。

なんとなくさびしげなお父さんMAXです。

姉御TOWA

それから、しばらくして今度は成猫のKENを保護しました。

おくびょうなKENに家の中のことを教えたのはTOWAでした。

「ここはトイレ」

「お水はここで飲むの。犬たちと一緒だから」

犬たちがこわくてトイレに行けないでいるKENをトイレにうながし、用をたすまでトイレのそばで座って犬たちが来ないように見張っていたり、お水の飲み方を自分でお手本を見せながら教えてあげたり。

年下なのに、すっかり姉御肌でたのもしくなったTOWAでした。

面倒を見てもらった子は次の子の面倒を見るように連鎖反応があるようです。

種族を超えて群れになり、家族になって行くものなのだと感じています。